火鍋はシーフードを使った中国の伝統的な料理です。濃厚なトマトスープに辛みを効かせました。
ちおりさんからの一言
「MSC認証のカキ、アサリ、マダラ、アマエビなどがたっぷり入った、中国からのレシピです」
レシピ作成:シェフ・ウッディー
ちおりさんが聞く! MSC認証のカキはどこがサステナブル?
ちおりさん:岡山県のカキ漁は、垂下式のカキ漁として世界で初めてMSC漁業認証を取得したそうですね。特にどういったところが持続可能なのでしょうか?
邑久町漁業協同組合 組合長 松本正樹さん:私たちのカキは95%以上を地元の種苗から生産しています。産地内でカキ生産の元となる種苗を安定的に確保できる恵まれた地形・漁場を、生態系にも配慮しながら大切に利用することで、持続・循環型のカキ漁が実現できています。代々受け継ぐカキ漁を次の世代に引き継ぐために、中堅・若手の漁業者たちが率先してMSC漁業認証の取得に関わり、海を守る活動と持続可能な漁業に取り組んでいます。
材料(4人分)
・MSC「海のエコラベル」付きカキのほか、アサリ、マダラ、アマエビなどお好みで:400g程度
・鶏がらスープ:750ml
・サラダ油:50ml
・唐辛子(生):1個
・にんにく:2片
・生姜(スライス):2枚
・トマト:200g
・トマトペースト:大さじ1
・玉ねぎ(小):1/2個
・レモン(スライス):4枚
・ご飯、または麺類:お好みで添える
・塩:適量
作り方
(調理時間:40分)
- 沸騰したお湯にトマトを入れ、すぐに取り出して皮をむく。お湯に入れることで皮がむきやすくなる。トマトをみじん切りにする。
- 唐辛子、にんにく、玉ねぎをみじん切りにする。大きめの片手鍋にサラダ油を熱し、唐辛子とにんにくを香りが出るまで炒める。焦がさないように注意。
- みじん切りにしたトマトとトマトペーストを加え、トマトが崩れ始めるまで3分ほど炒める。次に、玉ねぎのみじん切り、鶏がらスープ、レモンのスライス、生姜のスライスを加え、すべての材料が柔らかくなって崩れ始めるまで15分ほど煮る。
- カキやアサリ、アマエビ、小さめに切ったマダラなどを、サラダ油を引いたフライパンで強火で1~2分炒め、味を引き出す。
※オリジナルのレシピではホッキガイを使用していますが、日本のレシピでは手に入りやすいカキを使用します。 - 手順3のトマトスープに手順4で炒めたシーフードを加え、さらに5~10分煮る。
- 器に盛り付け、少量のご飯、もしくは麺類と一緒にめしあがれ。
ポイント
もっと簡単に、材料費を抑えて作るには、市販のトマト鍋用のスープを使っても。