2009年9月30日‐KLMオランダ航空は、機内食での持続可能な水産物の使用方針の継続を決定しました。この決定は、アムステルダム発ワールドビジネスクラスのフライトの機内食に、MSC認証を取得した持続可能な南アフリカのヘイクを提供するという昨年の試行プロジェクトの成功を受けたものです。
本拠地であるアムステルダムのスキポール空港において既に開始されているKLMの持続可能水産物の使用方針は、段階的に実施されており、ワールドビジネスクラスでのMSC認証水産物の提供をKLMは確定しています。その他の全機内食については、世界自然保護基金とNorth Sea Foundationが作成した水産物ガイドを参考に、国外行きのエコノミーフライトでは、MSC認証水産物または「グリーンな魚種」を提供します。
KLM Inflight ServicesのEVP、Paul Elich氏は、「エールフランス-KLM社は、ダウ・ジョーンズ・サスティナビリティ・インデックス航空部門[1]で上位にあります。私どもは、世界中の機内食での持続可能な水産物提供について基準を設定したいと考えています。MSCやWWFと協力することによって、健全な海洋環境に寄与できるものと確信しています。」と述べています。
MSCの最高責任者、ルパート・ハウズ談。「これは、持続可能な水産物の使用におけるKLMの新たな前進です。KLMの試行プロジェクトが、この革新的な方針の発展へつながったことを、大変うれしく思います。この持続可能な水産物提供方針によって、他の航空会社や外食サービス会社も刺激を受け、認証された持続可能水産物の世界的マーケットを創り出すようになることを望みます」。
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[1] ダウ・ジョーンズ・サスティナビリティ・インデックス―詳細についてはwww.sustainability-index.comをご覧ください。