中層ひき網は、先に魚を捉えるための袋網がついた円すい型の網を使用する漁法です。
一般的に底びき網よりもかなり大きく、1隻あるいは2隻で牽引します。この漁法では、ホキやニシン、サバといった表層・中層を泳ぐ魚種を狙います。魚群探知機を使い、魚群の位置や深さを特定し、漁船と網の進め方を調整します。
中層ひき網は、海底と接触することがありません。時々、対象以外の魚種を混獲してしまうこともあります。MSC漁業認証を取得している漁業は、特定の大きさの網目を使い分けたり、脱出装置や音響による排除装置を使用し、混獲を最小限に抑えています。
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