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かご漁は、木製または金網やプラスチック製のかごを海底に設置し、ロブスターやカニなどの甲殻類を漁獲する漁法です。

Pots and traps fishing gear illustration

かごの大きさや形状はさまざまですが、ロブスターやカニが餌に釣られて入った後に逃げられないよう、入口は円すい型となっています。かごは約24時間沈められます。漁業者はかごを揚げ、獲物を取り出した後、餌を付けて再び海底へと沈めます。個々に仕掛けることもできますが、多数のかごを長いロープに連結させたものを仕掛けるのが一般的です。

MSC漁業認証を取得したカナダのカニかご漁では捕獲したカニのうち、稚ガニの割合が一定を超えたら漁場を変更するようにしています。

また、かごに入ったロブスターなどを狙ってやって来たアシカなどの大型海洋哺乳類が誤って漁具に絡まってしまうことのないよう、漁具の構造の工夫もされています。西オーストラリア州のロブスターかご漁では、MSC漁業認証取得をきっかけに漁具の改善をおこない、アシカの混獲をゼロに減らしました。

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MSCがわかるリーフレット

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持続可能な漁業とは?

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MSCの漁業認証規格は、漁業の持続可能性を測定する一つの手段です。漁業が認証を取得するための審査では、3つの原則を満たしていることが求められます。

日本のMSC認証漁業

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